瀞峡ウォータージェット船・渇水で運休

2017年03月27日 20時39分 ニュース, 交通, 社会, 経済

新宮市熊野川町(しんぐうし・くまのがわちょう)を発着する瀞峡(どろきょう)巡りのウォータージェット船は、熊野川や北山川(きたやまがわ)の水量が下がって危険なため、運航する熊野交通が、きょう(27日)から全便を運休しています。

熊野交通によりますと、ウォータジェット船の航路の周辺では、このところ雨が少なく川の水位が下がり続けていてこのままでは運航が危険だとして、きのう(26日)、水量が回復するまでの間、全便で運休することを決めました。

熊野交通は「渇水での運休は2011年5月以来です。水量が回復するまでの間、ご迷惑をおかけします」と話しています。

和歌山地方気象台によりますと、ことしの春先は大陸の高気圧の勢力が強く、3月中旬から下旬の「菜種梅雨(なたねづゆ)」の時期に入っても、日本の南岸を通る低気圧を更に南へ押し下げてしまい、紀伊半島南部の雨を少なくしているということです。

新宮市ではきのう(26日)までの20日間で降水量が37ミリしかなく、平年のわずか20%程度にとどまっています。「近畿地方の1か月予報を見ても、少なくとも来月(4月)下旬ごろまでは雨の少ない状況が続きそうだ」と話しています。