紀の川市殺人きょう判決・仁坂知事「無関心いけない」

2017年03月28日 12時10分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

おととし2月、紀の川市後田(しれだ)で、小学5年の森田都史(とし)君が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた中村桜洲(なかむら おうしゅう)被告24歳に対する判決公判が、きょう(28日)午後和歌山地方裁判所で開かれます。これに関連して、和歌山県の仁坂吉伸知事は定例記者会見で「現代社会の病弊(びょうへい)が被害者に襲いかかった事件。近所のことに無関心でいてはいけない」と、改めて事件について所見を述べました。

県では事件後、条例改正で、青少年が刃渡り6センチを超える刃物を所持することを禁止することや、地域で不審な行動をする人の情報を県に通報する、努力義務を盛り込んだほか、市町村などと連携して防犯カメラの設置を促進するなど、再発防止に向けて取り組んできました。

会見で仁坂知事は、改めて再発防止に努める考えを示す一方で「いろんな有害な刃物をもっと取り締まりたいが、青少年の所持は条例で規制出来ても、大人への取り締まりは法律が対応しておらず、限界がある」とも指摘しました。そして仁坂知事は、県民に「近所の異変に無関心でいると、物凄い事態に発展する可能性もある。身の回りに関心を持ってもらいたい」と呼びかけました。