県内の外国人宿泊客数・初の50万人台に

2017年03月28日 19時17分 ニュース, 交通, 政治, 経済

去年1年間(2016年)に和歌山県内で宿泊した外国人旅行者の数が、過去最高を更新する50万人あまりに達したことが、和歌山県のまとめでわかりました。

県によりますと、2003年に国の「ビジットジャパン」事業が始まった当初、宿泊客数は6万1千人あまりでしたが、東日本大震災や紀伊半島大水害のあった2011年以降増え続け、2012年には初めて10万人を超え、13年は21万人、14年は30万人、おととし(15年)は42万人となり、去年は50万191人と初めて50万人台を突破し、過去最高記録をさらに更新しました。

国と地域別では、中国が28・1%、香港が20・7%、台湾が14・1%となっているほか、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアを合わせた欧米地域も21・5%を占めていて、アジア圏に加えて、アメリカとフランスの旅行客数がおととしを上回る勢いです。

市町村別では、和歌山市がおととしより45%多い15万人あまりとなったほか、世界遺産のある田辺市や高野町(こうやちょう)でも欧米の観光客を中心に人気となっています。

県では「海外への積極的なプロモーションのほか、LCC・格安航空会社路線の拡大、観光ビザの緩和などが主な要因」と分析しています。

仁坂吉伸知事は「大変光栄なことだが、油断すればまた観光客が離れてしまう。通訳サービスの拡充を含めた更なる環境整備と、県民のおもてなし力の向上に努めたい」と話しています。