伊能忠敬の足跡を辿る旅 日本一周挑戦で和市へ(写真付)

2017年04月03日 20時21分 ニュース, 交通, 社会

日本で初めて実際に測量して日本地図を作り上げた江戸時代の測量家、伊能忠敬(いのう・ただかた)の足跡を辿ってリヤカーを押しながら日本の沿岸一周に挑戦している鈴木康吉(すずき・こうきち)さんが、きょう(4/3)から和歌山市を訪れています。

旧国道26号沿いを歩く鈴木さん(2017年4月3日・午後4時30分頃)

三重県伊勢市出身の鈴木さんは、愛知県大府(おおぶ)市在住の75歳で、中学2年の頃から、本で読んだ伊能忠敬に憧れ、58歳で大工を引退したあと、73歳で一念発起し、リヤカーでの旅をスタートさせました。

鈴木さんは、おととし3月に愛知県をスタートし、太平洋岸を東へ向かい、北海道へ渡って1周したあと、本州へ戻って日本海側を歩き、7か月後に福井県で1回目の旅を終えました。

福井県から自宅までの間もリヤカーを押して歩き、その後、去年3月に再び自宅を出発し、福井県から中国地方、九州地方を回って大阪まで6か月間の旅をして自宅に戻りました。

そして、さらに先(3)月25日に自宅を出て、大阪から日本列島を巡る最後の旅をしています。

タブレット端末で地図を確認する鈴木さん

きょう午前、大川峠から和歌山市に入った鈴木さんは、「和歌山市内に入ると、平地が続くのでありがたい。通りかかる人が気さくに声をかけてくれるので、うれしい」と話しました。

スペアタイヤも・・・。

 

当初は、宿泊施設で寝泊まりしていた鈴木さんですが、東日本大震災の被災地で、泊まれる施設がないという経験をして以来、テントを張って野宿するようになったということです。

鈴木さんは、あすのフェリーで徳島県にわたり、四国を1周したあと、再び和歌山市に戻って紀伊半島の海岸沿いを、リヤカーを押して歩き、全国一周の旅を締めくくる予定です。