和歌山市立博物館で企画展「紀州の風景」(写真付)

2017年04月22日 18時49分 ニュース, 社会

美しい海岸や豊かな自然など、和歌山県内の景勝地を描いた絵画などを展示する企画展「紀州の風景」がきょう(22日)から和歌山市立博物館で始まりました。

きょうから和歌山市湊本町(みなとほんまち)の市立博物館の特別展示室で始まった企画展では、江戸時代に描かれたおよそ180点の絵巻物や地図が展示されていて、高野山や那智の滝の風景のほか、道成寺(どうじょうじ)などの寺社、和歌祭(わかまつり)の渡御行列(とぎょぎょうれつ)などを描いた貴重な史料が並んでいます。

このうち、「和歌浦図巻(わかうらずかん)」は江戸時代後期に紀州藩のお抱え絵師だった笹川遊泉(ささがわ・ゆうせん)が春の和歌浦を描いたもので、紀三井寺の桜なども描かれています。また、江戸時代の浮世絵師、歌川広重(うたがわ・ひろしげ)が描いた作品も展示されています。

額田館長

このほか、期間中の来月(5月)20日の午後2時から市立博物館の講義室で額田雅裕(ぬかた・まさひろ)館長が「和歌浦と紀州の風景」と題して講演し、展示物を解説します。

企画展「紀州の風景」はきょうから6月4日の午前9時から午後5時までで、毎週月曜日と5月6日は休館です。入館料はひとり100円で、高校生以下は無料ですが、来月17日から21日は「国際博物館の日」のためすべて無料となります。

額田(ぬかた)館長は「観光の名所だった和歌浦の、地形や景色の移り変わりをぜひ見てほしい」と話していました。