仁坂知事「クロマグロ問題の究極的解決は和歌山県しか出来ない」

2017年04月25日 20時27分 ニュース, 政治, 社会, 経済

水産庁が、和歌山や東京など19の都府県で構成される沿岸漁業の太平洋南部・瀬戸内ブロックに対し、クロマグロ漁の自粛を要請していることについて、和歌山県の仁坂吉伸知事は「世界的規模の取り決めだから守るべきだが、日本以外も守るよう主張すべき」と述べた上で「究極的解決は和歌山県しか出来ない」とも述べ、近大マグロの増産を含めた資源保護の方法を提言しました。

太平洋のクロマグロの漁獲量が、ことし(2017年)1月、累積漁獲量の上限を超えたため、水産庁は、資源保護の国際的な合意に基づき、太平洋南部・瀬戸内ブロックの操業自粛を要請していますが、生鮮マグロの水揚げ量日本一を誇る那智勝浦町(なちかつうらちょう)の漁業関係者からは「地域産業の衰退に繋がる」と懸念する声もあります。

けさ(25日)の定例記者会見で、仁坂知事は「国際的な取り決めだから守るべきだが、日本以外の国が守っていなければ、ちゃんと指摘しなければいけない」と見解を述べた上で「この問題の究極的な解決は和歌山県しか出来ない。世界唯一の完全養殖技術による近大マグロを増産し、有償で世界各国の業業者へ譲ることも含めて、積極的な資源保護に取組むべきだ」と主張しました。