日赤の女性看護師をヨルダンへ派遣(写真付)

2017年04月25日 20時26分 ニュース, 社会

日本赤十字社和歌山医療センターの女性看護師が、保健衛生の支援のため中東のヨルダンへ派遣されることになり、きょう(25日)出発式が行われました。

出発式の様子

ヨルダンへ派遣されるのは、日赤和歌山医療センターの国際医療救援部に所属する平田(ひらた)こずえ看護師44歳です。

きょう午後1時半から和歌山市の日赤和歌山医療センターの玄関ホールで行われた出発式には同僚の看護師らも駆けつけ、はじめに平岡眞寛(ひらおか・まさひろ)院長が「なにぶん危険な地域なので体に気をつけて任務を全うしてほしい」と激励しました。

これまでにフィリピンやイラク、ウガンダなどでも支援活動に参加した経験がある平田看護師は、「祖国に帰りたいけれど帰れない人たちのために看護師の経験を生かして難民の健康状態の改善と苦痛の軽減に取り組みたい」と決意を述べました。

決意を述べる平田看護師

平田看護師は、今夜、関西国際空港からレバノンに入り、研修を受けたあと、今月29日にヨルダンの首都、アンマンに到着する予定です。

その後、ことし12月中旬までのおよそ8か月間、アンマンにある国際赤十字の事務所を拠点に、現地のボランティアを通して正しい手洗いやゴミ処理の方法を指導するほか、難民が住むアンマン近郊のマンションなどを個別に訪問して、子どもの健康状態などを確認し、難民やヨルダン市民の保健衛生の向上を目指します。

平田看護師によりますと、ヨルダンは内戦が続くシリアと隣接していてこれまでにおよそ120万人以上の難民が流入したものと推計されています。また砂漠地帯にあるため頻繁に断水が起き、狭い空間に大人数が生活する中で清潔な環境を保つことが難しい状況だということです。