和歌山市消防局が宿泊施設を特別査察(写真付)

2017年04月26日 20時34分 ニュース, 社会, 防災

宿泊客が増加するゴールデンウィークを前に、和歌山市消防局が市内の宿泊施設の防火設備の点検を行っています。

避難誘導等を点検(ロビー前)

2012年5月に広島県福山市のホテルで発生した火災を契機に消防法が改正され、すべての旅館やホテルなどに自動火災報知設備の設置が義務付けられたことに伴い、既存の施設についても来年(2018年)3月末までの設置が義務付けられました。

これを受けて、和歌山市消防局は今月17日から28日までの期間に、市内の小規模な旅館やホテルなどあわせて41の宿泊施設に立ち入り検査を行っています。

このうち、きのう行われた検査では和歌山市消防局の職員6人が和歌山市手平(てびら)の「ホテルランドマーク和歌山」を訪れ、廊下の消火栓や避難誘導灯のほか、あわせて62ある客室や、タオルやシーツなどの備品を保管しているリネン室の煙感知器やスプリンクラーが正しく作動するかどうか、防炎素材でできたカーテンや絨毯が使われているかなどを確認していました。

防炎素材の証「防炎ラベル」を確認(客室)

スプリンクラーを点検(リネン室)

消防用ホースを点検

和歌山市消防局の乾嘉晃(いぬい・よしあき)消防司令長は「和歌山を訪れた人が楽しい思い出とともに無事に帰ってもらえるよう、消防設備の維持管理の徹底を指導していきたい」と話していました。

和歌山市消防局では、消防法への違反が見つかった場合は施設名などを公表することにしていますが、これまでに指導や改善が必要な重大な違反は見つかっていないということです。