県下警察署長会議・特殊詐欺対策求める(写真付)

2017年04月28日 18時32分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通

和歌山県警察本部の幹部や県内14の警察署長らが今後の課題や取り組みについて話し合う、県下警察署長会議が、きょう(28日)午後、和歌山市の和歌山西警察署で開かれました。

会議には、県警本部の各部長や所属長のほか、14の警察署長らあわせておよそ70人が出席しました。

会議でははじめに、県・公安委員会の大桑堉嗣(おおくわ・いくじ)委員長が現場の執行力の強化や早急な人材育成などを指示するとともに「地域の治安維持の責任者として強い信念と緊張感を持って警察活動の陣頭指揮にあたってほしい」と呼びかけました。

大桑委員長

また、宮沢本部長は刑法犯認知件数と交通事故発生件数がいずれもことし(2017年)に入って減少傾向であることや、田辺市龍神村の殺人死体遺棄事件や和歌山市職員らによる贈収賄事件など、重要で悪質な犯罪を着実に検挙していることを評価した上で、ことし県内で発生した特殊詐欺の件数と被害額が去年の同じ時期と比べて大きく増えていることを指摘し、「あらゆる捜査手法を駆使して被害の減少を図ってほしい」と訓示しました。

宮沢本部長

県警によりますと、先月(3月)末現在、県内で確認された特殊詐欺は前の年の同じ時期と比べておよそ2倍の27件で、被害額は3400万円あまり多い7500万円あまりとなっています。

このあと会議は非公開で行われ、被害者と加害者、双方の視点から推進する高齢者の交通事故防止対策や、手口が悪質、巧妙化しているサイバー空間の脅威に対する対策、それに3年後に開かれる東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えたテロや災害などの緊急事態への対策について話し合われました。