今年初の赤潮、由良湾で発生

2017年05月08日 19時12分 ニュース, 社会

新宮市で最高気温30・8度と、今年初めての真夏日が観測されたきょう(8日)、由良湾の沖合で今年初めてとなる赤潮の発生が確認されました。

県・資源管理課によりますと、きょう午前9時40分頃、由良湾の蟻島の沖およそ1キロメートルの海面で、幅およそ30メートル、長さおよそ2キロメートルの範囲で、海水が赤色に染まっているのを、県の漁業取締船「はやぶさ」が見つけました。

海水を採取して調べたところ、夜になると光り出す「夜光虫」と呼ばれる種類の植物性プランクトンが大量に発生していることがわかりました。

このプランクトンは、毒性はありませんが、大雨のあとに晴天が続くと増えて範囲を拡げる可能性があり、密度が高くなると酸欠を引き起こし漁業や養殖業に影響を及ぼす性質があります。

由良湾には、地元の漁協がマダイを養殖していますが、これまでに、赤潮による被害の情報は入っていないということです。

県内の海で赤潮が発生したのは今年初めてで、去年より1か月以上早く、県・資源管理課は、今後、赤潮が終息するまで観測を続けることにしています。