養翠園でカキツバタ満開、5年ぶり(写真付)

2017年05月09日 20時32分 ニュース

和歌山市西浜(にしはま)にある国の名勝「養翠園(ようすいえん)」で、カキツバタが満開となり、来園者に初夏の訪れを告げています。

養翠園のカキツバタ

養翠園のカキツバタ

カキツバタは、アヤメの仲間で、紫色の垂れ下がった花びらの中央に白い筋があるのが特徴です。養翠園では、あやめ池でおよそ530株が栽培され、大型連休後半から咲きそろい、今がまさに満開となっています。そして、池全体に咲きそろうのは、5年ぶりで、あと1週間ほど楽しめそうだということです。

養翠園のあやめ池で満開のカキツバタ

養翠園のあやめ池で満開のカキツバタ

ところで、養翠園では、思うように花が咲かない年が続いたことから、専門業者に依頼し調べたところ、流れ込んでいる地下水が、アルカリ性になっていたことが原因とわかり、去年(2016年)、地下水が流れ込まないように工事を行うとともに、土壌の栄養価も低いとの指摘を受け、田んぼの土に入れ替えたということです。

春先の低温続きの影響か、ことしの開花は、例年より1週間ほど遅れたということですが、ここに来て、咲きそろいました。そして、このところ、来園者も、問い合わせも多いということです。

養翠園は、紀州徳川家、十代藩主・治宝(はるとみ)によって造営された海水を引き込んだ池のある庭園で、先月(4月)末に認定された日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の一翼を担っています。