次世代通信5Gの実証試験を県の医療分野で初実施

2017年05月20日 18時57分 ニュース, 社会, 経済

超高速通信が可能な、次世代の移動通信システムの実証実験が、今年度、全国各地で行われます。このうち和歌山県では、遠隔医療システムへの活用として、県立医大と日高川町の公立診療所を結び、高画質な4K映像をリアルタイムで送る実験が行われます。

総務省は、高精細な映像配信や自動運転、それに遠隔医療といった分野で2020年の実用化に向けた課題を探ることにしていて、医療分野での実証実験が行われるのは和歌山県が初めてです。

今回の実験では、和歌山市の県立医大と日高川町の国保川上(かわかみ)診療所を結ぶ通信回線の一部に次世代の通信システムを試験的に導入します。診療所からは、患者の皮膚の病気の症状などを高画質な映像で送り、医大にいる専門医と会話しながら正確な診察ができるようにすることを目指します。和歌山県での実証試験は、総務省からNTTドコモへの請け負いによる取り組みとして、来年3月までの間で行われるということです。

ところで、5G(ファイブジー)と呼ばれる第5世代の移動通信システムは、現在のLTE(エルティーイー)方式に比べて伝送速度や接続機器の数を100倍に、データの遅れも今の10分の1にすることを目標に、研究開発が進められています。