「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」開幕(写真付)

2017年05月25日 19時33分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

インターネット犯罪への対策などの議論を交わして産・学・官が交流する「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」が、きょう(25日)から、田辺市新庄町(しんじょうちょう)の県立情報交流センター「Big・U(ビッグ・ユー)」で始まりました。

和歌山県や県・警察本部、白浜町(しらはまちょう)をはじめ、和歌山大学や近畿大学などの教育研究機関などからなる実行委員会が毎年主催しているもので、ことし(2017年)で21回目です。

今回は「先見の明・IoT(アイ・オー・ティー)とAI(エーアイ)犯罪の被害者をどう救うか?」をテーマに、きょうからあさって(27日)までの3日間にわたって開催されます。

サイバー攻撃に直面したときに想定される事態や、それに対する対策や被害者の救済策などについて大学の講師や民間企業の担当者ら8人の専門家が講演するほか、全国のセキュリティシステム会社による展示、企業のシステムがハッカー攻撃を受けたという想定で大学生が顧客への対応や解決法を競う「情報危機管理コンテスト」などが行われます。

民間のセキュリティ会社による展示

初日のきょうは、午後1時半から開会式が行われ、シンポジウムの石井秀明(いしい・ひであき)実行委員長が「産学官の意見交換を通して社会に貢献できるシンポジウムにしましょう」と呼びかけたほか、県警の宮沢忠孝(みやざわ・ただたか)本部長が今月(5月)確認された、ランサムウェアによる世界的なサイバー攻撃の事例を挙げながら「サイバー空間の脅威は世界に広がり、深刻化している。安心安全なサイバー空間を実現させるためには産学官が力を合わせる必要がある」と挨拶しました。

続いて、弁護士で京都大学大学院医学研究科・講師の岡村久道(おかむら・ひさみち)さんが「IoT・AIと法的課題」と題して最近のセキュリティ事件を紹介し、参加した警察や民間企業、大学の関係者らおよそ460人が熱心にメモを取っていました。

あす(26日)とあさっては、世耕弘成(せこう・ひろしげ)経済産業大臣も訪問し「情報危機管理コンテスト」などを視察する予定です。