和大観光学部創設10周年記念式典・祝賀会(写真付)

2017年05月29日 13時57分 ニュース, 社会, 経済

和歌山大学観光学部の創設10周年を記念した式典と祝賀会がきのう(5/28)午後、和歌山市内のホテルで開かれ、およそ200人が参加しました。

きのう午後2時から、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれた記念式典と祝賀会であいさつした瀧寛和(たき・ひろかず)学長は「観光学部は、日本の大学で初めて国連世界観光機関(UNWTO)の観光教育認証『TedQual(テッドクォール)』を取得しました。これは観光学部の教育と教授法が世界水準であることが認められた証しであり、創設以来10年を経て本学の新しい教育研究の先進モデルとして全学をけん引する学部へと成長しました。これからも地域、日本、世界の発展に寄与していきたい」と述べました。

挨拶する瀧寛和学長

また、藤田武弘(ふじた・たけひろ)学部長は「本観光学部は、観光学では学部から博士後記課程まで一貫した教育課程を有する唯一の国立大学の学部です。多くの価値観や文化が共生することを実践的に学んだ学生を送り出すよう社会からの要請が高まっています。ローカル・アイデンティティ=個人の地域に対する帰属意識=を豊かに兼ね備えた、真のグローバル人材を養成するために観光学部はさらに前進していきます」とあいさつしました。

挨拶する藤田武弘観光学部長

この後、来賓の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が「和歌山県は、これからは観光で行こうと思っています。ですから、観光学部があることが誇りであります」などと、今後の発展に期待を込めた祝辞を述べました。

挨拶する仁坂吉伸知事

記念講演では、観光学部創設以来、協定を締結して「大学と地域の連携(域学連携)を模索してきた」という長野県飯田市の牧野光朗(まきの・みつお)市長が「リニア時代の地域と観光~和歌山大学との連携から考える~」と題してスピーチし、和歌山大学観光学部の教員・学生が飯田市の高校生らと交流しながら成長していることなどを語りました。

このあと開かれた祝賀会では、和歌山大学吹奏楽団が演奏する中、参加者が交流を深めていました。

和歌山大学観光学部は、2007年4月に設置した経済学部観光学科を母体に、翌2008年4月、観光経営学科と地域再生学科からなる独立した学部として誕生しました。その後、2011年4月には、観光学研究科修士課程を設置し、2014年4月、観光学研究科博士課程を設置しています。