和歌山県知的財産経営戦略セミナー(写真付)

2017年06月07日 21時52分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山県と和歌山県発明協会が主催する「知的財産経営戦略セミナー」が、きょう(7日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうのセミナーのもよう(6月7日・和歌山市・アバローム紀の国)

これは、知的財産の意識の高揚を図ろうと県内の経営者に向けて開かれているもので、今年度(2017年度)1回目となるきょうは、大阪府八尾市(やおし)で機械工業を展開しているアイセル株式会社・事業開発部の統括部長で、弁理士の望月昇(もちづき・のぼる)さんが「知的戦略を中心とした発明の事業化」と題して講演しました。

講演する望月昇さん

望月統括部長は、アイセルが開発した水と油のように混ざりにくい液体同士でもしっかり混ぜられる、高性能の「MSE(エムエスイー)ミキサー」など主要商品のすべてで、特許や意匠、商標などの知的財産権取得に関わり、去年(2016年)経済産業省の「新市場(しんしじょう)創造型標準化制度」にも採択されるなど、企業価値の向上に貢献しています。

望月統括部長は「日本国内では、権利の存続期間が特許権よりも長い意匠権の取得に注目している。また継続手続きなどの面で有利なアメリカの特許制度なども活用している」と話すとともに、知的財産権の取得に関する日本の補助制度を紹介しながら、参加者に知的財産権の取得を絡めた戦略的発明の事業化の有用性を説明しました。