県立図書館音楽監督に澤和樹さん・4期目(写真付)

2017年06月17日 18時13分 ニュース, 社会

和歌山市出身のヴァイオリニストで東京藝術大学学長の澤和樹(さわ・かずき)さんがきのう(16日)4年連続で和歌山県立図書館の音楽監督に委嘱されました。

宮下教育長から委嘱状を受け取った澤さん(右)

音楽監督は、県立図書館に併設しているメディアアートホールを音楽と文化の拠点として活性化するため専門家からソフト面でのアドバイスをもらおうと県立図書館が設置したもので、澤さんは3年前に初代音楽監督に就任し、ことし(2017年)で4期目となります。

きのう県庁南別館の教育長室で行われた交付式で、県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長が澤さんに委嘱状を手渡しました。

澤さんは「活発にホールが活用され、これまで敷居が高かったクラシック音楽のファンが着実に増えていることを実感している」と3年間の手応えを語り、「さらに音響を充実させ、県民がクラシック音楽に出会う場をプロデュースしたい」と4期目への意気込みを話していました。

また澤さんは、紀州徳川家の第16代当主・徳川頼貞(とくがわ・よりさだ)が開いた音楽ホールの図書館に所蔵されていた貴重な音楽資料「南葵(なんき)音楽文庫」の一部が年内に県立図書館に所蔵されることにも触れ、「南葵音楽文庫とクラシック音楽が、県民にとって身近なものになるような演奏会や講演会を企画したい」と話していました。

宮下教育長は、「4年後に和歌山県で開かれる国民文化祭などに向けて、和歌山の文化力を上げていかなければならない時期なので、県立図書館は文化の中核としての役割も期待される。引き続きご指導いただきたい」と期待を寄せました。

きのう委嘱された音楽監督の任期は来年(2018年)3月末までとなっています。