6月県議会・IRの一般質問相次ぐ

2017年06月21日 21時18分 ニュース, 政治

開会中の6月定例和歌山県議会は一般質問がはじまり、初日のきょう(21日)は、和歌山県と和歌山市が和歌山マリーナシティに誘致する方針を示している、カジノを含む統合型リゾート・IRに関する質問が相次ぎました。

このうち、自民党県議団の山田正彦(やまだ・まさひこ)議員は「IR誘致というと必ずギャンブル依存症を心配する声が上がるが、パチンコの方がよっぽどひどい。知事はそのような雑音に対して神経質になる必要はない」と提言し、経済対策としてのIR誘致の強化を求めました。

これに対し仁坂吉伸知事は「どんな意見にも耳は傾けたい」とする一方で「依存症対策の最良の方法は県民を入場させないことだと思うが、今度は『IRの経営が成り立たない』と反対する声があり、理論がおかしい。何でも反対か」とも述べ、IR誘致の反対意見に反論しました。

一方、公明党県議団の多田純一(ただ・じゅんいち)議員は、ギャンブル依存症や治安の悪化など県民の不安に答えるよう求めたのに対し、仁坂知事は「IRが単なるカジノではないことを県民に正しく認識してもらうために、依存症対策を含め、地元自治体や経済団体などとシンポジウムをどんどんやっていきたい。情報提供をためらうことは全くない」と答えました。

きょうは、このほか、自民党県議団の中本浩精(なかもと・こうせい)議員が、農作物の鳥獣害対策や、2020年東京オリンピックの開催を契機とした和歌山の魅力発信などについて質問しました。

お聴きの和歌山放送では、きょうの一般質問の模様を午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。