和歌山県、中国製混入受け全調査抜き打ちを検討

2017年07月04日 20時03分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山市にある大手原薬メーカー「山本化学工業」が、解熱鎮痛剤に中国製品を無届けで混入させていた問題を受け、和歌山県は、県が行うすべての立ち入り検査を通告なしの抜き打ちにできないか、検討を始めました。

この問題で「山本化学工業」は、県が事前通告して行っていた定期検査で偽造した製造記録を提出し、8年以上にわたって不正の発覚を免れていました。

こうした不正が、事前通告なしの抜き打ち検査で確認されたことを受け、厚生労働省は先月(6月)各都道府県に対し、原薬メーカーなどへの立ち入り検査を通告なしで行うよう通知しました。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(4日)の記者会見で「支障のない限り、抜き打ちに変えていきたい」と述べ、原薬メーカーへの検査に限らず、県庁全体として検査方法を見直す考えを示しました。