県警「直轄警察犬」を初導入(写真付)

2017年07月05日 20時34分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山県警察本部は、危険を伴う現場で犯人の追跡などを行う警察犬を、はじめて直接管轄することになり、きょう(5日)シェパード犬1頭がお披露目されました。

庵野巡査部長と「ヨハン号」

これは、去年8月、和歌山市で起きた発砲事件で、拳銃を持った犯人の追跡に危険が伴ったことや、犯人の居場所の特定に時間がかかったことを受けて警察犬を所有し飼育することにしたものです。県警ではこれまで、嘱託犬31頭を捜索活動などに利用していましたが、民間が飼育しているため危険な現場への投入が難しいことが課題でした。

きょう、和歌山市西(にし)の鑑識科学センターで初披露されたのは、間もなく1歳になる雄のシェパード犬「ヨハン号」です。

ヨハン号は今後、およそ4か月間紀の川市の「紀泉(きせん)警察犬訓練所」で藤谷文明(ふじたに・ふみあき)所長から服従の基本動作や追跡の訓練を受けたあと、パートナーとなる、県警・鑑識課の庵野勝信(いおの・まさのぶ)巡査部長と合流してさらに訓練を重ね、来年(2017年)春のデビューを目指します。

庵野巡査部長は「ヨハン号は見た目に反して優しい印象。はじめてのことで不安もありますが、信頼関係を築いて一緒に現場で活躍したい」と意気込みを話していました。

県警では将来的に、交通センター内に犬舎を設置することにしています。