集合住宅変死体・殺人罪で死亡の容疑者を書類送検

2017年07月12日 19時52分 ニュース, 事件・事故・裁判

ことし(2017年)3月、和歌山市出水(でみず)の集合住宅で、70代の女性2人が死亡しているのが見つかった事件で、和歌山東警察署はきょう(12日)当時79歳の女性の首を電気コードで絞めて殺害したとして、別の部屋で死亡していた当時71歳の女を、容疑者死亡のまま殺人の疑いで和歌山地方検察庁に書類送検しました。

書類送検されたのは、和歌山市出水の当時71歳の無職、大樹花子(おおき・はなこ)容疑者です。

この事件は、ことし3月11日の午後6時すぎ、和歌山市出水の集合住宅の一室で、この部屋に住む無職、菅田民子(すがた・たみこ)さん当時79歳が首に電気コードが巻き付いた状態で死亡しているのが見つかったものです。

集合住宅の別の部屋に住む68歳の男性が「大樹容疑者が家を訪ねてきて『一緒に死んで』と言って切りつけてきた」と通報したことで事件が発覚し、男性の部屋からは、自分の腹に包丁を刺して死亡している大樹容疑者が見つかりました。

警察は、菅田さんの首に巻きついた電気コードが大樹容疑者の自宅にあったものだったことなどから、死亡した大樹容疑者が菅田さんの首を電気コードで絞めて窒息死させたと断定し、きょう、殺人の疑いで和歌山地検に書類送検しました。

この事件では、68歳の男性も左の脇腹を切られて大ケガをしましたが、これについて警察は、男性が大樹容疑者から包丁を奪ったときのケガで、大樹容疑者の明確な殺意が立証できず立件には至らなかったとしています。