高齢者等防火推進週間・和歌山市消防局が特別査察(写真付)

2017年09月15日 19時28分 ニュース, 事件・事故・裁判, 防災

「高齢者等防火推進週間」初日のきょう(15日)、和歌山市消防局の職員が市内の高齢者福祉施設を訪れ、施設の防火設備などを点検しました。

消火栓を点検

和歌山市消防局では、2006年に長崎県大村市(おおむらし)で10人が死傷した高齢者施設での火災をきっかけに、敬老の日を含む1週間を「高齢者等防火推進週間」と定め、集中的に市内の高齢者福祉施設の特別査察を行っています。

きょう午後、北消防署の職員4人が和歌山市つつじが丘の介護老人保健施設「こすも」を訪れ、廊下の消火栓や自動火災報知機、非常用放送設備に異常がないかどうか、リネン室に保管されているタオルやシーツがスプリンクラーの散水の邪魔になっていないか、居室のカーテンに防炎素材が使われているかなどを確認して回りました。

スプリンクラーや火災報知器を点検

居室のカーテンの「防炎ラベル」を確認

非常階段を確認

「こすも」の佐武敬文(さたけ・たかふみ)次長は「施設に入居している人はハンディを抱えている人が多いので、全館禁煙にして、まず火災の原因を作らないよう取り組んでいる。良い検査結果だったので継続していきたい」と話していました。和歌山市消防局の乾嘉晃(いぬい・よしあき)消防司令長は「高齢者施設では、入居者の避難が困難なことが考えられるので、日頃から防火や避難訓練に取り組んでほしい」と話していました。

和歌山市消防局では、「高齢者等防火推進週間」の期間中に市内のおよそ70の福祉施設で集中的に特別査察を実施するのをはじめ、年間で市内に318か所あるすべての福祉施設を点検することにしています。消防庁によりますと、去年(2016年)国内で発生した住宅火災の犠牲者のうち、およそ7割が65歳以上の高齢者でした。