特殊詐欺未然防止のコンビニ店長に感謝状(写真付)

2017年09月20日 20時25分 ニュース, 事件・事故・裁判

店を訪れた高齢男性の異変に気づき、特殊詐欺の被害を未然に防止したとして、和歌山市のコンビニエンスストアの店長にきょう(20日)和歌山西警察署から感謝状が贈られました。

感謝状を受ける吉又店長(左)

感謝状を受けたのは、和歌山市布引(ぬのひき)にあるセブンイレブン和歌山マリーナ入口店の北又理恵(きたまた・りえ)店長49歳です。きょう午後、和歌山西警察署の署長室で感謝状の贈呈式が行われ、南惠一(みなみ・けいいち)署長から北又店長に感謝状が手渡されました。

和歌山西警察署によりますと、先月(8月)31日の午後2時半ごろ、75歳の男性が店を訪れ、店員に「退会するためにお金を支払いたい」などと声をかけてきたということです。男性は「楽天カード5万円×(かける)2、10万」と書かれたメモを持っていて、話を聞いた北又店長が過去の事例から特殊詐欺を疑い、カードの販売を中止して和歌山西警察署に通報しました。

男性は、動画サイトの画面に「入会が完了した」という内容が表示されたため、書かれていた問い合わせ先に電話をしたところ、男性の声で「退会したかったらギフトカードを購入し、連絡しろ」と言われたと話しているということです。

感謝状を受けた北又店長は「被害を防ぐことができてほっとしています。今後も、お客さんとできるだけ会話をし、他の店舗とも力を合わせて社会に貢献したい」と話していました。また、南署長は「機転の利いた素早い対応で被害を防ぐことができ、感謝している。警察としては、引き続き特殊詐欺の事案を広報し、コンビニや銀行では、狙われやすい高齢者に声かけをしてもらいたい」と話していました。