難民支援でバングラデシュへ、日赤医師派遣(写真付)

2017年09月22日 19時53分 ニュース, 社会

ミャンマーで迫害を受け、隣国のバングラデシュへ流入している難民を医療面で支援するため、日本赤十字社和歌山医療センターから医師が派遣されることになり、きょう(22日)出発式が行われました。

出発式で平岡院長(右端)らが激励

ミャンマーでことし8月下旬に起きた、軍と少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の武装勢力の衝突以降、隣国のバングラデシュ南部には、40万人以上の難民が避難していて、衛生環境の悪化からコレラなどの感染症の流行が懸念されています。今回、現地に派遣されるのは、日赤和歌山医療センター国際感染症事業部・副部長の古宮伸洋(こみや・のぶひろ)医師43歳です。

意気込みを語る古宮医師

出発を前に、きょう午前9時すぎからセンターのエントランスホールで出発式が行われ、平岡眞寛(ひらおか・まさひろ)院長が「まずは自分の健康を整えて頑張ってほしい」と激励し、古宮医師は「体力と専門性を生かして感染症対応に貢献したい」と意気込みを語りました。このあと古宮医師は同僚らに見送られながら、車に乗り込んで出発しました。

派遣期間は1か月あまりで、古宮医師はあす(23日)バングラデシュへ入り、全国の日赤から派遣された医師や看護師らとともに「バングラデシュ赤新月社」と合流したあと現地の難民キャンプを廻って診療を行い、来月(10月)26日に帰国する予定です。古宮医師はこれまでにも、フィリピンやネパール、ギリシャなどの災害現場や紛争地域のほか、コレラやエボラ出血熱などの感染症が流行したリベリアやソマリアにあわせて11回派遣された経験があります。