労基法違反で和歌山市の縫製業者を書類送検

2017年09月22日 19時56分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

外国人技能実習生の時間外労働が月に30時間を超えていたにもかかわらず、労働基準監督署に対して「月に3時間程度」と虚偽の申告をしていたなどとして、和歌山市の婦人服縫製業者が、労働基準法違反の疑いで、きょう(22日)和歌山地方検察庁に書類送検されました。

和歌山労働基準監督署によりますと、和歌山市中之島(なかのしま)の有限会社兼萬(かねまん)に勤めていたフィリピン人の技能実習生3人が「月の時間外労働が30時間を超えている」と労基署に通報し、ことし(2017年)3月、労働基準監督官が兼萬に尋問したところ「月に3時間程度だった。うちはタイムカードを使っていない」などと陳述し、賃金台帳などを提出しました。

ところが、その後の労基署の調べで技能実習生が「タイムカードをつけている」と証言したことから食い違いが生じ、あらためて事情を聴いたところ、タイムカードが見つかり、虚偽申告を認めたということです。

労働基準監督官に対する虚偽の申告や帳簿の提出は最大で30万円以下の罰金と、労働基準法第120条に規定されています。