県内企業で「ランサムウェア」感染確認、県内初

2017年09月22日 19時54分 ニュース, 事件・事故・裁判

現金や仮想通貨などの身代金を要求するコンピュータウイルス「ランサムウェア」に和歌山県内の民間企業が感染したことがわかりました。

感染したのは県内の精密機械部品を製造している企業で、和歌山県内で県警に「ランサムウェア」の感染が報告されたのははじめてです。

県警・生活環境課によりますと、今月(9月)18日の午後3時ごろ、テレワークをしていた従業員が、自宅から会社のパソコンにアクセスしようとしたところ接続できなかったため、会社のシステムエンジニアに通報しました。システムエンジニアがその日のうちに復旧作業にあたり、その後、実質的な被害は確認されておらず、警察には2日後の今月20日に通報したということです。

画面には「すべてのファイルを暗号化した」という内容とともに、暗号化を解除するために仮想通貨のビットコインを要求する内容が英語で表示されたということで、警察が、ウイルスの感染経路やほかに感染したパソコンがないかなどを調べています。

「ランサムウェア」は、端末の情報を人質にして解放の条件に金銭を要求するウイルスで、感染するとパソコンに保存しているデータが勝手に暗号化されて使えなくなるなど国内外で感染が報告されています。警察は、重要なデータは日頃からバックアップしておくことや、OSやウイルス対策ソフトは最新の状態に保つこと、添付ファイルがついたメールや不審な広告バナーに注意すること、感染した場合はインターネット接続を遮断し、すぐに警察に通報することを呼びかけています。