結核予防週間街頭啓発 和歌山市で(写真付)

2017年09月27日 19時24分 ニュース, 社会

今月(9月)24日から30日までの「結核予防週間」にあわせて、きょう(9/27)、和歌山市の2つの駅前で結核に関する正しい知識を伝えようと街頭啓発が行われました。

啓発の様子(南海和歌山市駅で)

このうち、南海和歌山市駅前では、和歌山県と結核予防会県支部、それに県健康を守る婦人の会のメンバーあわせて6人が、あぶらとり紙や、「結核の常識」と題したパンフレットの入った啓発グッズを配って駅の利用客らに結核予防の大切さを訴えました。

県・健康推進課によりますと、去年(2016年)、県内で新たに結核を発症した人は131人で、前の年より19人減りました。また人口10万人あたりの罹患率は13・7人で、初めて全国平均より低くなりました。

しかし、70歳以上の割合が74%、80歳以上の割合が58%と、全国平均より15ポイント以上高いほか、30歳未満の若い人も4人発症しています。

また、結核を発症してから初めて診察を受けるまで1か月以上かかった人の割合は、23・7%となっていて、受診の遅れがみられます。

きょうの啓発活動に参加した県健康推進課の並川敏章(なみかわ・としあき)さんは、「結核は空気感染による感染症で、気付かないうちに感染することがあるので、2週間以上、咳やたん、微熱が続いた場合には、早めに医療機関を受診してほしい。最近の傾向では、高齢者の感染や若者の集団感染も起きている」と話しました。

結核予防週間にあわせた街頭啓発は、あすの夕方、新宮市のスーパーマーケット前で行われるなど、県内各地で行われています。