県文職員 架空の人件費詐取容疑で逮捕(写真付)

2017年09月28日 20時45分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山県民文化会館の舞台技術職員の男が、催しを行った利用者から架空の人件費4万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、きょう(28日)警察に逮捕されました。

記者会見で陳謝する北山専務理事(中央)ら(9月28日・和歌山県民文化会館)

捕まったのは、県・文化振興財団に勤める舞台技術担当職員で副主査の磯部知宏(いそべ・ともひろ)容疑者49歳です。

和歌山西警察署と県・文化振興財団によりますと、磯部容疑者は、県民文化会館でことし(2017年)1月下旬に催しを行った利用者と、去年(2016年)12月に事前の打ち合わせをした際「臨時で職員2人分の追加人件費が必要」などと架空の人件費を請求し、4万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。

2月2日、利用者から相談があり財団が調べたところ磯部容疑者の架空請求がわかり、5月23日、詐欺事件として和歌山西警察署に届け出たものです。

財団による逮捕前の聞き取りや警察の調べに対して、磯部容疑者は「実際に2人追加して作業をした。架空ではない」と容疑を否認しているということです。

財団の北山芳宏(きたやま・よしひろ)専務理事・事務局長は、きょう午後、県民文化会館で記者会見を開き「利用者に深くお詫びする」と陳謝し、事実関係が確認されしだい厳正に処分し、再発防止に努める考えを示しました。

北山専務理事・事務局長によりますと、このほかにも、磯部容疑者の関係する可能性の高い同じ手口の事案が少なくとも3件あり、被害額はあわせておよそ30万円にのぼっているとして、警察に情報提供しているということです。