県・和歌山下津港湾事務所の廃棄文書を紛失

2017年10月06日 20時13分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山県は、今月(10月)3日、和歌山下津(しもつ)港湾事務所から出た廃棄文書の一部が運搬中のトラックから落下したことを、きょう(6日)明らかにしました。この中には外国船員の個人情報に関するものが含まれているということで、県が詳しく調べています。

県・港湾漁港整備課によりますと、今月3日の昼すぎ、和歌山市築港(ちっこう)の港湾事務所から出た廃棄文書を処理場へ運搬していた委託業者の2トントラックから、一部が和歌山市西浜(にしはま)の臨港道路の2か所に落下しました。

翌4日の夕方、沿道の事業者を通じて県に通報があり調べたところ、2か所で見つかった廃棄文書25枚のうち20枚は、外国人船員の船員手帳番号などが記載された外国船員出入記録簿のコピーでした。

廃棄文書は、県が和歌山市内の廃棄物処理業者に運搬や処理を委託していますが、シュレッダーで裁断するなどの処理は行っておらず、トラックの荷台にはシートをかけていましたが、すき間から漏れた可能性が高いということです。

これまでにトラブルなどの報告は入っていません。

県・港湾漁港整備課によりますと、個人情報が含まれた書類を廃棄する際に、県の職員が直接処理する場合はシュレッダー処理を行うことにしていますが、業者に委託する場合は業者の裁量に任せているということで「全力を挙げて原因を突き止め、今後の処理方法の改善を含めて再発防止に努めたい」と、陳謝しています。