自殺の警視「公務災害」認定、月200時間超残業

2017年10月13日 12時01分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山県警察本部の男性警視がおととし(2015年)自殺したのは、長時間労働によるストレスが原因だったとして民間企業の労災にあたる公務災害に認定されていたことが、きのう(12日)わかりました。

県警によりますと、警備部に所属していた当時54歳の男性警視は、おととし県内で開かれた「紀の国わかやま国体」や近畿高校総体に向けて交通規制の人員配置などの責任者を務めていましたが、この年の8月、海南市内の自宅で自殺しているのが見つかりました。

警察によりますと、元警視は当時、職場の同僚に「仕事がしんどい」などと漏らし、この年の6月と7月の超過勤務はいずれも200時間を超え、亡くなるまでの3カ月半の休日は2日しかなかったということです。

これを受けて遺族が、公務災害の認定を地方公務員災害補償基金に申請し、去年(2016年)11月、自殺したのは長時間労働による精神的なストレスが原因だったとして、公務災害に認定されたということです。

警察官の自殺が公務災害として認定されたのは県内ではじめてで、県警は「心身ともに健康で過ごせる職場づくりに取り組み、再発防止に努めたい」とコメントしています。