みなべ町全域でNTT光サービス開始(写真付)

2017年10月20日 21時01分 ニュース, 社会

NTTの光サービスが利用できなかったみなべ町の一部の地域で、光回線の設置が完了し、きょう(20日)サービスの開始式が行われました。

開始式に臨む小谷町長と樋口支店長(左から3、2人目)ら

NTTの光サービスが新たに整備されたのはみなべ町北東部の高城(たかぎ)地区と清川(きよかわ)地区です。これらの地区では、これまで費用の採算面の問題から設置が見送られ、地域間のサービス格差が課題となっていましたが、みなべ町が、住民からの要望を受けて整備を決め、ことし6月からNTT西日本が総延長およそ50キロの光回線を設置しました。

今回の整備で、町内全域でインターネット接続がスムーズになるとともに、光回線を用いた電話や映像サービスが利用できるようになります。特に梅の生産が盛んなみなべ町では、個人事業者の注文受けや業者間のやり取りの効率化が期待されています。

これを記念してきょう午前、みなべ町清川(きよかわ)の清川公民館で開始式が開かれ、町の関係者らおよそ50人が出席しました。式典でははじめに、みなべ町の小谷芳正(こたに・よしまさ)町長が「町内の情報格差がなくなることで安全で快適な生活環境を整え、人口流出に歯止めをかけたい。今後はサービスを活用した健康政策にも取り組みたい」と喜びを語り、NTT西日本和歌山支店長の樋口佳久(ひぐち・よしひさ)支店長は「住民に喜んでもらえるサービスを提供し、楽しんでもらいたい」と挨拶しました。

このあと、会場と、和歌山市にあるNTT西日本和歌山支店とをテレビ電話で繋ぐデモンストレーションが行われました。

NTT西日本和歌山支店とコミュニケーション

NTT西日本によりますと、すでに高城地区と清川地区の180世帯あまりから光回線の申し込みがあるということで、きょうから順次各家庭への設置工事を始めるということです。光サービスは、県内でNTTの電話回線を利用している世帯のうち、およそ95%に普及していて、これで残る地域は田辺市の秋津川(あきづがわ)地区や高野町の富貴(ふき)地区などとなっています。