紀の川市西脇土砂崩れ・県が調査委員会設置へ(写真付)

2017年10月24日 20時25分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通, 政治, 社会, 防災

台風21号などによる大雨で紀の川市西脇(にしわき)の斜面が崩れて民家を直撃し、住民1人が死亡した事態を受け、和歌山県は、整備中の広域農道の部分が崩れていることから、直ちに専門家らによる調査委員会を設置して、技術的な検証を行う方針を示しました。

調査委員会設置を表明する仁坂知事(10月24日・和歌山県庁)

県によりますと、崩れたのは、県が紀の川南岸の紀の川市北涌(きたわき)から荒見(あらみ)にかけて、来年度(2018年度)の完成を目指して整備中の「広域農道・紀の里(きのさと)地区」6・4キロの一部で、22日の午後8時半ごろ、紀の川市西脇の民家から14~15メートルほど上の部分が崩れて土砂が民家を直撃し、住民の82歳の男性が死亡しました。

これを受け、県では直ちに、地盤工学や地滑り工学の専門家や設計コンサルタント、近畿農政局など、外部の有識者による調査委員会を設置して、崩落箇所の設計や工事の方法に問題が無かったか、現地調査などを行って検証することになりました。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(24日)の定例記者会見で「犠牲者が出たことは痛恨の極みだ。急がなければならない問題で、出来るだけ早く猛烈にやりたい」と話しました。

和歌山県を含む紀伊半島では、きのう(23日)の未明までの3日間で、多いところで800ミリを超す大量の雨が降り、各地で道路の陥没や、浸水による孤立などの影響が出ました。