みかん収穫最盛期前に、労働災害への注意呼びかけ(写真付)

2017年10月24日 20時23分 ニュース, 社会, 防災

みかんの収穫の最盛期を前に、収穫作業中にケガをする「労働災害」への注意を呼びかける啓発活動がきょう(24日)有田市で行われました。

きょう午後、有田市千田(ちだ)にあるJAありだの選果場「ありだ共選」で行われた啓発活動では、有田市を管轄する御坊労働基準監督署や有田市の職員らあわせて11人が、みかんを搬入しに来た農家の人にチラシやポケットティッシュを手渡して注意を呼びかけました。

御坊労働基準監督署によりますと、管内で1年間に発生した労働災害は、おととしは20件、去年は25件と増加を続けていて、過去5年間の月別の発生件数では、みかんの収穫の最盛期を迎える12月が1年で最も多く、ほかの月の3倍以上となっています。過去5年間の発生状況は、収穫作業中が4割以上で最も多く、事故の原因は、果樹や脚立、石垣などからの転落が7割あまりを占めました。

池山署長(左)と「あり太くん」

有田市の52歳のみかん農家の男性は「特に雨上がりは地盤が緩んでいるので山の斜面で脚立を使う時は滑らないように気を付けています。これからさらに忙しくなるので慌てずに作業をしたい」と話していました。

御坊労働基準監督署の池山聖子(いけやま・きよこ)署長は「基本的な確認を行えば避けられた事故もあるので、労働災害の現状を農家の人に知ってもらい、これからの最盛期を事故なく乗り切ってほしい」と話していました。