橋本市で和歌山・奈良合同の廃棄物運搬車両路上検査(写真付)

2017年11月22日 20時23分 ニュース, 政治, 社会

不法投棄の未然防止や不正軽油使用の撲滅に取り組んでいる和歌山県は、きょう(22日)午後、奈良県と合同で、橋本市内の国道24号を通る車両を対象に、路上検査と軽油の抜き取り調査を行いました。奈良県と合同で行うのは初めてです。

車両を検査する和歌山・奈良両県の職員(11月22日・橋本市岸上)

軽油の抜き取り調査のもよう

路上検査は、午後1時半から3時まで橋本市岸上(きしがみ)の国道24号・岸上検問所で抜き打ちで行われ、和歌山県と奈良県の職員と橋本警察署の警察官が廃棄物を積んだトラックを停止させて、廃棄物処理の許可証や荷台を確認したり、不正な軽油が使われていないかどうかをタンクから油を抜き取って調べたりしていました。

和歌山県の高垣廃棄物指導室長

和歌山県廃棄物指導室の高垣晴夫(たかがき・はるお)室長は「古くなった建物の解体の増加など、社会情勢の変化に伴い廃棄物処理の需要が増えることから、周辺地域と連携した対応が必要となる」と話しています。

奈良県廃棄物対策課の生島課長補佐

また、奈良県廃棄物対策課の生島照久(いくしま・てるひさ)課長補佐は和歌山県と初めて合同路上調査を行ったことについて「不正軽油の摘発は減る傾向にあるが、廃棄物への関心が低い状態なので、和歌山県と連携して今後も取組みを続けたい」と話していました。

和歌山県では、昨年度(2016年度)から不法投棄の路上検査を行っていて、昨年度に県内でおよそ600件あまりの不法投棄が確認されています。

また昨年度に和歌山県内で行われた軽油の抜き取り調査のうち、採取した426本中、6本に不正軽油の疑いがあったということです。