橋本・伊都DMOが「高野山麓ツーリズムビューロー」設立(写真付)

2017年11月22日 19時56分 ニュース, 政治, 社会, 経済

観光庁が公募をはじめた、観光振興や観光客誘致などで行政と民間が広域的に連携する組織、DMOを発足する動きが和歌山県内各地で広がっていますが、先月末(10月)橋本・伊都地域の自治体と民間が連携したDMOによる「高野山麓(こうやさんろく)ツーリズムビューロー」が設立されました。

きょうの設立発表会見のもよう(11月22日・橋本市教育文化会館)

高野山麓ツーリズムビューローは、橋本市とかつらぎ町をはじめ、周辺地域を含む民間事業者と高野山金剛峯寺、それにシンクタンクの和歌山社会経済研究所などで構成するDMOが主体となって、橋本・伊都地域のほか、田辺市龍神村、紀美野町、それに奈良県五條市を範囲とする広域的な観光事業を展開する拠点組織で、橋本駅前の観光案内所の入った民間ビルの2階の部分に入居し、橋本市とかつらぎ町双方の職員が派遣されます。

国内・海外メディアへの観光情報発信やエリア外からの誘客を目指した旅行代理店業務、他地域との連携などを手がけ近日中に開設されます。

きょう(22日)午後、橋本市教育文化会館で、橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長とかつらぎ町の井本泰造(いもと・たいぞう)町長、それに、理事長を務める和歌山社会経済研究所の堀切久壽(ほりきり・ひさとし)副理事長らが記者会見を開きビューロー設立を表明しました。

平木市長は「本当の意味での民間による地域活性化が始まる」と期待を込めました。

井本町長は「高野山への流入量の多さが、かつらぎ町の経済効果に結びつきにくい現状があった。宿泊施設、道の駅、観光農園への受け入れ促進につながれば」と話しています。

また、ビューローの堀切理事長は「自然、温泉、農業、産業と豊かな地域資源を持つこの地域で、個性的な着地型観光を定着させたい」と意気込みを語りました。

県内では田辺市の「熊野ツーリズムビューロー」が、外国人観光客誘致で成果を上げているほか、白浜町や和歌山市でも、DMO設立に向け準備が進められています。