和歌山盲ろう者友の会が高齢者住宅設立で寄付募集(写真付)

2017年11月29日 20時25分 ニュース, 社会

視覚と聴覚の両方に障害のある盲ろう者の自立と社会参加の促進に取り組んでいるNPO法人「和歌山盲ろう者友の会」が、再来年(2019年)和歌山市西浜(にしはま)に、サービス付き高齢者住宅を開設することになり、きょう(29日)から、寄付の募集を始めました。

生保協会県協会の水谷副会長(右)から寄付金の目録を受け取る盲ろう者友の会の小杉理事長(左)(11月29日・和歌山ビッグ愛)

盲ろう者友の会は、1億5千万円をかけて、和歌山市西浜に高齢の盲ろう者が入所できるサービス付き高齢者住宅を2019年の中頃に開設することになり、その費用の一部となる2千万円を県民や企業などのからの寄付でまかなおうと、きょうから、友の会のウェブサイトなどで協力を呼びかけています。

寄付は1口3千円から可能で、会では半年間で2千万円を集めることを目標にしています。

初日のきょう、早速、寄付の第1号となる、生命保険協会和歌山県協会から10万円の寄付金が寄せられ、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で、生保協会県協会の水谷豊(みずたに・ゆたか)副会長から、盲ろう者友の会の小杉純弘(こすぎ・よしひろ)理事長に目録が手渡されました。

小杉理事長は「一人でも多くの県民に私たちのことを知って頂きたい」とお礼を述べました。

友の会によりますと、現在、県内の盲ろう者は推計でおよそ300人いるとされていますが、会に登録している人は半分強の170人程度で、手話通訳士やヘルパーの数も不足していることから、会では多くの理解と協力を強く求めています。