紀の国被害者支援センター設立20周年記念イベント(写真付)

2017年11月29日 20時13分 ニュース, 社会

紀の国被害者支援センターの設立20周年を記念したイベントが、きょう(29日)、和歌山市で開かれました。

紀の国被害者支援センターは、事件や事故などの被害にあった人や、その家族・遺族の相談にのったり、裁判の傍聴につきそうなどのさまざまな支援活動を行うため、1997年5月に設立され、2010年からは公益社団法人として活動しています。

きょう(29日)午後1時から和歌山県民文化会館小ホールで開かれたイベントでは、はじめに、紀の国被害者支援センターの大谷美都夫(おおたに・みつお)理事長が「犯罪被害者の痛みは、たとえ犯人が逮捕されて裁判が終わっても、決して元の状態に戻ることはありません。今後も、県民の協力を得ながら、途切れることのない総合的な被害者支援に取り組んでいきます」と挨拶しました。

挨拶する大谷理事長

また、犯罪被害者支援活動に協力した、5つの企業・団体に感謝状を贈ったほか、10年以上勤続している6人の職員に表彰状を授与しました。

このあと、全国被害者支援ネットワークの平井紀夫(ひらい・のりお)理事長が、「犯罪被害者とその支援‐私の体験」と題して講演し、長男を旅行先の中国で殺害され失った自らの体験を交えながら、犯罪被害者の心情や、日本の被害者支援のあり方などを語りました。

基調講演する平井さん

またイベントでは、関西を中心に活動しているシンガーソングライターの宝子(たからこ)さんによる記念コンサートも行われました。