仁坂知事「カジノ外国人専用方針は検討会議に衝撃」

2017年12月08日 18時47分 ニュース, 政治

カジノを含む統合型リゾート・IRのカジノの部分を外国人専用とする方針を示している、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「政府のIR推進法検討会議で県の方針が大きなインパクトを与えたのではないか」と述べ、政府の方針を見極める考えを示しました。

これは、きょう(8日)開かれた12月定例県議会で、自民党県議団の山田正彦(やまだ・まさひこ)議員の一般質問に仁坂知事が答えたものです。

山田議員は、和歌山県と和歌山市が連携したIRの和歌山マリーナシティへの誘致に関して「私はこれまでに2度3度、マカオなどのカジノを見学してきたが、外国人専用化は収益性の観点から事業者参入の足かせにならないか。マイナンバーカードの活用や入場回数の一元管理など、政府が示した依存症対策には高い実効性があり、十分に国民の理解を得られる」と指摘し、仁坂知事が示した「国民が納得できる依存症対策ができるまでは日本人を入場させない」とする方針に疑問を呈しました。

これに対し、仁坂知事は「県の外国人専用の方針が、政府の検討会議にインパクトを与えたのではないか。初めてのことなので、懸念を抱く県民とカジノ入場を求める県民の双方がいることはわかっている。IR推進法の制定に際し、依存症対策の方針が本当に国民が納得できるものかどうか、しっかり見極めたい」と答えました。

このほか、きょうの一般質問では公明党県議団の中拓哉(なか・たくや)議員が知事の政治姿勢などについて、自民党県議団の中本浩精(なかもと・こうせい)議員が紀の川流域の「小田井用水(おだいようすい)」が「世界かんがい施設遺産」に登録されたことなどについて、自民党県議団の秋月史成(あきづき・ふみなり)議員が学校の校内人事の指導監督体制などについて、それぞれ県の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの県議会一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。