アニメ・ゲーム聖地活用の観光振興を

2017年12月12日 19時36分 ニュース, 政治, 経済

アニメーションやゲームの舞台を実際に訪れて写真を撮るなどしてその世界観に浸る、いわゆる「聖地巡り」が若者の間でブームとなっていますが、和歌山県は、県内にも数カ所ある「聖地」を観光振興にも活用する考えを示しました。

旅行大手のJTBや出版大手のKADOKAWA(カドカワ)などは、去年(2016年)「アニメツーリズム協会」を設立し、ゲームを原作にしたアニメ「AIR(エアー)」で登場する美浜町(みはまちょう)の煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)を「訪れてみたい日本のアニメ聖地150」のひとつに選ぶなど聖地巡りの後押しをしているほか、「天空の城ラピュタの島」として人気の高い和歌山市友ヶ島(ともがしま)の旧・日本軍の砲台跡や、アニメ「凪(なぎ)のあすから」の舞台となった三重県熊野市(くまのし)のJR紀勢線・波田須(はだす)駅と、高台のカフェ「くまの天女座(てんにょざ)」でも、全国から訪れた多くのファンが写真を撮影してSNSで紹介しています。

きょう(12日)開かれた12月定例県議会で、無所属議員の会の菅原博之(すがはら・ひろゆき)議員が一般質問し、県内のアニメ・ゲームの聖地を活用した観光ビジネスの振興を提言したのに対し、山西毅治(やまにし・たけはる)商工観光労働部長は「県・観光連盟とともに8年前から行ってきた、若い女性層をターゲットにしたプロモーションが世界遺産への観光客増加をもたらした。これに関連してアニメ・ゲーム専門誌の取材やプロモーションビデオ撮影の誘致といったフィルムコミッション活動、それに、真田などの戦国武将を核とした情報発信を強化することで、サブカルチャーに関心の高い若い女性層を中心に訴求していく」と答えました。