暴力団幹部暴行死事件・残る4被告の初公判

2018年01月15日 19時59分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

おととし(2016年)の10月、和歌山市内の路上で、対立する暴力団の会長だった男性を暴行して死亡させたなどとして、傷害致死などの罪に問われた暴力団幹部ら8人のうち、のこる4人に対する裁判員裁判の初公判が、きょう(15日)和歌山地方裁判所で開かれ、4人のうち3人が起訴内容を否認しました。

起訴されているのは、指定暴力団山口組系・倉本組(くらもとぐみ)の幹部で和歌山市の坂上浩二(さかがみ・こうじ)被告51歳、大阪府寝屋川市(ねやがわし)の末村裕(すえむら・ゆたか)被告44歳、奈良県大和郡山市(やまとこおりやまし)の小泉実(こいずみ・みのる)被告40歳、和歌山市の粟田健司(あわた・けんじ)被告49歳の4人です。

起訴状などによりますと、4人はすでに実刑判決が言い渡されたほかの幹部ら4人と共謀して、おととし10月9日の未明、和歌山市北ノ新地(きたのしんち)の路上で、対立する神戸山口組系・紀州連合会の松下功(まつした・いさお)会長・当時50歳と口論になり、顔を蹴るなどして死亡させたとされています。

きょうの初公判で、粟田(あわた)被告を除く3人が「共謀はしていない」「自分は何もしていない」「松下会長からの暴力に応戦しただけ」などと起訴内容を否認しました。

裁判では4人が共謀したかどうかや、松下会長の死因が、外傷性くも膜下出血か、気道に血液が詰まったことによる窒息死かが争点となっています。

今後は、今月(1月)17日と19日に証人尋問、23日と24日に被告人質問がそれぞれ行われ、25日に論告求刑公判、来月(2月)1日に判決公判が行われる予定です。