和歌山大学企画展「食べよら、駿河屋」スタート(写真付)

2018年01月15日 19時57分 ニュース, 社会, 経済

和歌山市の老舗和菓子店「総本家駿河屋(そうほんけ・するがや)」の550年にわたる歴史をパネル展示で紹介する和歌山大学の企画展「食べよら、駿河屋」が、きょう(15日)から和歌山大学の図書館で開かれています。

「煉羊羹」を説明する学生(1月15日・和歌山市栄谷)

これは、和歌山大学「教養の森」センターの橋本唯子(はしもと・ゆいこ)准教授と、学芸員の資格取得を目指す10人の学生が、総本家駿河屋に呼びかけて実現したものです。

菓子の木型の展示

会場の和歌山大学図書館1階の展示室には、総本家駿河屋が提供した資料などをもとに学生らが作成した展示パネルが掲示され、「煉羊羹(ねりようかん)」や「本ノ字饅頭(ほんのじまんじゅう)」をはじめとする菓子や、それらを愛した文人墨客(ぶんじんぼっかく)の談話を掲載した当時の新聞記事などがまとめられていて、学生が来館者に内容を説明しています。

田辺市出身の総理大臣・片山哲と駿河屋の関わりを示す新聞記事

橋本准教授は「和歌山に深く根付いた駿河屋を知る上で、学生にも私にとっても大変勉強になりました。多くの人々に知って欲しい」と話しています。

展示パネルはマイナーチェンジを加えて、この春、和歌山市小倉(おぐら)にオープンする駿河屋新工場の見学コーナーに改めて展示される予定です。

「本ノ字饅頭」を販売する岡本社長(男性)ら

また、きょうの企画展開幕を記念して、和歌山大学の大学会館前では、総本家駿河屋の岡本良太(おかもと・りょうた)社長らによる本ノ字饅頭の実演販売も行われ、およそ2時間で用意した600個が売り切れました。

初めて本ノ字饅頭を買った山本百合恵さん(右端)ら

教育学部2年で大阪府出身の山本百合恵(やまもと・ゆりえ)さんは「初めて饅頭を買いました。あんこ菓子をあまり食べたことがなかったですが、本ノ字饅頭は美味しいです」と話しました。

岡本社長は「大変有難い。地域との連携をこれからも続けられれば」と話していました。

この企画展「食べよら、駿河屋」は、今月(1月)31日まで、和歌山市栄谷(さかえだに)の和歌山大学図書館1階の展示室で開かれていて、入場は無料です。平日の午前9時半から午後4時半まで閲覧できます。