「118番の日」去年の通報、99%は非有効

2018年01月18日 19時18分 ニュース, 事件・事故・裁判

きょう1月18日は海上保安庁の緊急通報用電話番号「118番の日」です。局番なし3桁の「118番」は、海上での事件や事故を通報するための番号で海上保安庁が2000年から運用していますが、和歌山県など1府5県の海域を管轄する第五管区海上保安本部に去年(2017年)1年間に寄せられた通報のほとんどが、間違い電話などの業務に関係のない電話だったことがわかりました。

海上保安庁によりますと、第五管区海上保安本部に去年1年間に寄せられた118番通報の件数は6万1013件で、このうちの99・3%にあたる6万607件は間違い電話や無言電話、電話を受けてもすぐに切られるなど、業務に関係のない電話でした。この原因として海上保安庁は、スマートフォンのタッチ画面で警察と消防の緊急通報用電話の末尾「0」や「9」と海上保安庁の緊急通報用電話の末尾「8」が隣り合っていることから、押し間違えるケースが多いと分析しています。

また、「118番」の認知度について、漁業や港湾の関係者の間では高いものの、海で気軽に釣りを楽しむ人たちには十分に浸透しておらず、「118番の日」を通して周知を図りたいとしています。

海上保安庁は、「118番」への通報の仕方について、海難人身事故に遭遇したり目撃した場合や、不審な船や油の排出を発見した場合、密輸犯などの情報を得た場合などに、「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報してほしいと呼びかけています。