橋本・伊都に地裁・家裁支部設置要望へ(写真付)

2018年01月22日 19時44分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

和歌山弁護士会は、橋本・伊都地方に地方裁判所や家庭裁判所の支部が無いため、住民が裁判や調停を受けにくい状態が続いているとして、今後、自治体などと連携して、要望や啓発を強化する事になりました。

会見で橋本・伊都の地家裁支部設置を訴える堀江弁護士(1月22日・和歌山弁護士会館)

和歌山県内には和歌山市の和歌山地方裁判所本庁をはじめ、御坊、田辺、新宮の各市に地方裁判所の支部がありますが、橋本市・伊都郡地方には支部が無く、橋本簡易裁判所や妙寺(みょうじ)簡易裁判所、それに家庭裁判所妙寺(みょうじ)出張所のほかに窓口が無い状態です。

和歌山弁護士会は、橋本・伊都地方の住民が裁判や調停を受ける場合、和歌山市の本庁まで出向く必要があるため、時間がかかることなどを問題視して、2015年から、地裁と家裁の支部を橋本・伊都地方にも設置しようと推進本部を組織して、地方議員や首長らへの働きかけを行い、先月(12月)までに、橋本・九度山・かつらぎ・高野の1市3町の議会で、内閣総理大臣や法務大臣などに地裁・家裁支部の設置を求める意見書案が採択されました。

きょう(22日)午前、和歌山市の和歌山弁護士会館で記者会見した、推進本部長代行で橋本市の堀江佳史(ほりえ・よしじ)弁護士は「司法アクセスの向上は、裁判権の保証に不可欠。国が効率重視を理由に国民の当然の権利を奪うことは間違っている」と訴え、啓発や要望活動を強化する方針を示しました。