紀州鉄道脱線事故報告書、国の安全委公表

2018年01月25日 12時15分 ニュース

国の運輸安全委員会はきょう(25日)、御坊市のミニ鉄道、紀州鉄道で、去年(2017年)1月に起きた脱線事故の報告書を公表しました。

事故は、去年1月22日に発生し、1両編成の列車が御坊駅と学門駅間を走行中にカーブで脱線しました。ケガ人はいませんでしたが、報告書では、木製の枕木が腐食したり、割れたりして軌道が広がったことが、事故の原因としています。

紀州鉄道は、社内の規定に基づくメンテナンスを実施していましたが、作業員が危険性を十分に認識していませんでした。

安全委員会は、社員教育の充実を求めると共に、木製からコンクリート製の枕木への切り替えが確実な対策だと指摘し、「地方鉄道に共通する課題として、整備技術力の維持向上が困難な状況になっている」と事故の背景事情に言及しました。