ニホンジカの夜間銃猟開始

2018年01月30日 19時11分 ニュース, 政治, 社会

農作物を荒らすニホンジカを駆除するため、和歌山県は、きょう(30日)から3月下旬にかけて、銃を使っての夜間の狩猟を行います。

鳥獣保護法が改正され、夜間に銃を使った狩猟が解禁されたことから、県ではおととし(2016年)から、県・猟友会の協力を得て行っています。

今回、夜間の銃猟が行われるのは、紀美野町(きみのちょう)の旧・美里(みさと)地区と日高町の原谷(はらだに)地区、田辺市の龍神村(りゅうじんむら)南東地区と旧・大塔村(おおとうむら)の古守(こもり)地区、それに古座川町(こざがわちょう)の池野山(いけのやま)地区の5カ所で、地区ごとに行われる曜日を設定し、1週間から2週間間隔で5回程度行われます。

時間はいずれも、シカの警戒心が低くなる日没から午後10時ごろに行われ、安全講習を受け技術試験に合格したハンターが「バックストップ」という銃弾を受け止める土の堤があるエサ場にシカを誘導して仕留め、食肉などへの利用を図るということです。県では各地区20頭、あわせて100頭のシカの駆除を目標にしています。

県・鳥獣害対策室によりますと、昨年度(2016年度)の県内の捕獲頭数は1万6千頭にのぼっていて「さらなる捕獲が急務となっている。狩猟をする際には、事前に地区の住民へ知らせるなど安全確保に留意しつつ、捕獲の強化に努めたい」と話しています。