高野山の案内犬「ゴン」石像に金色の衣装(写真付)

2018年02月01日 19時25分 ニュース, 社会

高野山へ続く町石道の玄関口、九度山町の慈尊院で、かつて参拝客の道案内をして親しまれた犬の「ゴン」の石像に金色の衣装が着せられ、晴れやかな姿でことしの「戌年」を祝っています。

慈尊院の「ゴン」の石像

慈尊院によりますと、ゴンは紀州犬と柴犬の雑種で1990年代から慈尊院の近くに住み着いた白いオスの野良犬でした。ゴンは、慈尊院から高野山までのおよそ20キロを、歩いて参拝客を道案内しては戻ることを繰り返し、かつて、弘法大師・空海が白と黒の犬に導かれて高野山へたどり着いたという逸話にちなんで「高野山の案内犬」と呼ばれ親しまれました。

しかし2002年、空海の母親の命日にあたる6月5日に死に、四十九日にあわせて石像が建てられました。石像には普段、赤い前掛けがかけられていましたが、ことしの「戌年」にあわせて金色の衣装が着せられ、背後には金色の丸い板が飾り付けられました。

慈尊院の安念清邦(あんねん・せいほう)住職は「暗いニュースが多い中で、ゴンのことを思い出し、平和で、金色のように光る年になってほしい」と話していました。