紀の川市小5刺殺事件から3年、父親が手記

2018年02月05日 20時36分 ニュース, 事件・事故・裁判

紀の川市で、小学5年生だった、森田都史(もりた・とし)くん当時11歳が殺害された事件からきょう(5日)で3年となりました。

3年前の2015年2月5日、紀の川市後田(しれだ)の空き地で小学5年生の森田都史くん当時11歳がなたの様な刃物で刺されて死亡した事件では、近くに住む中村桜洲(なかむら・おうしゅう)被告25歳が、殺人などの罪に問われました。

1審の和歌山地方裁判所は、去年(2017年)3月、中村被告は、善悪を十分に判断できなかったとして、懲役25年の求刑に対し懲役16年の実刑判決を言い渡し、弁護側と検察側の双方が控訴して2審の大阪高等裁判所で審理が続いています。

事件から3年となるのにあわせて、69歳の父親は手記を公表し、心情を綴っています。

手記の中で父親は、「都史が亡くなってもう3年になりますが、私はまだ都史の遺骨を納骨できていません。一審の判決には愕然とし、都史の命は風船のように軽いと感じました。控訴審では、第一審の判決を見直して貰い、被告人には最も重い刑罰が与えられることを心から望んでいます」と綴っています。

また、今も毎年しているという森田くんの誕生日パーティーについて、「都史の兄と一緒に誕生日の歌を歌い、私はつい、『都史、次、何歌う?』と話しかけましたが、返事はなく、ああ、都史はいないんだなあと実感し、たまらなく寂しくなりました」と綴っています。