加太淡島神社で「針祭り」、6万本供養(写真付)

2018年02月08日 20時38分 ニュース, 社会

折れたり錆びたりして役目を終えた裁縫用の針を供養する「針祭り」が、きょう(8日)、和歌山市加太の加太淡嶋(かだあわしま)神社で行われ、およそ6万本の針が針塚に納められました。

針を針塚に納める巫女

針祭りは、使い古した針に感謝し、裁縫の上達を祈願する神事で、裁縫の技術を伝えたとされる少彦名命(すくなひこなのみこと)をまつる加太淡嶋神社で毎年2月8日に行われています。

きょう午前11時から行われた針供養では、前田智子(まえだ・ともこ)禰宜(ねぎ)が本殿脇の針塚で祝詞をあげ、3人の巫女が、全国から寄せられた縫い針やまち針など6万本を、清めの塩をしたあと、菜箸を使って針塚に納めました。

きょうは、毎年参加している和歌山県和裁協会の会員らも、和服姿で、コーヒー瓶に入れた針を納め、神事を見守りました。田村喜久子(たむら・きくこ)会長は「和裁をする者にとって針は、食事でいうご飯のようになくてはならない大切なものです。1年間の仕事で折れたり曲がったりした針に感謝しました」と話していました。