【知事選2018】自民党県連が現職仁坂知事推薦決定(写真付)

2018年02月14日 19時31分 ニュース, 政治

ことし(2018年)秋に行われる任期満了に伴う和歌山県知事選挙について、現職と新人の双方から推薦と公認を申請されていた自民党和歌山県連は、きょう(14日)現職の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事67歳を県連の推薦候補とすることを決定しました。

現職仁坂知事の推薦を発表する吉井県連幹事長(2月14日・和歌山市卜半町)

きょう午後2時、和歌山市卜半町(ぼくはんまち)の県連本部で、県連幹事長の吉井和視(よしい・かずみ)県議会議員が記者会見し、きのう(13日)東京都内で県選出の国会議員らとの協議で仁坂知事を県連の推薦候補に決定したことを明らかにしました。

仁坂知事を推薦する理由について県連の吉井幹事長は「この4年間の安定した県政運営を高く評価した。また、地方創生の中で、タイムリーな産業政策や道路などの社会資本整備も多く手掛けた」と述べました。

また自民党県連では、今月(2月)はじめ、県民およそ500人を対象に独自のアンケート調査を行った結果、現職の仁坂知事への支持が圧倒的だったことなどから、きのうの協議では、県連会長で党本部幹事長の二階俊博(にかい・としひろ)衆議院議員ら県選出の国会議員も仁坂知事への推薦を了承したということです。なお、党の規約では、都道府県知事と政令指定都市の市長については、4期目の党本部推薦をしないことになっていて、県連推薦となりました。

仁坂知事は「議会で有力会派の議員の質問に答える形で表明したい」として、4期目の正式な出馬表明をしていませんが、吉井幹事長から、けさ電話で推薦決定を伝えられた仁坂知事は「有難いことです。議会で正式に出馬を表明したい」と答えたと言うことです。

一方、去年11月に出馬を表明し、県連に公認を申請していた、元・参議院議員で自民党県連会長代行の大江康弘(おおえ・やすひろ)氏64歳に吉井幹事長がけさ電話で結果を伝えたところ「最終的に仕方ない」と答えたということで、吉井幹事長は「今後も県連会長代行として役割を果たして欲しい」と述べました。

大江氏は和歌山放送の取材に対し「自民党の役員として活動してきたなかで、私の思いが受け止められなかったのは残念の一言に尽きる。権力の集中は良くないということで、自民党本部には『支援するのは三度まで』という決まりがあるなかで、私が認められなかった理由も詳しく聞かされておらず、支持者の皆さんにも説明できない」としたうえで、出馬するかどうかについては「今回の出馬表明は軽々しく決めた訳ではなく、前知事時代から続く官僚県政について県民に信を問う必要があるし、それを望む人もいるので、どういう形になるにせよ」出馬する意思は微動だにしない」と語りました。

県知事選挙には、2人のほか、共産党県委員会も候補者の擁立を検討しています。