「体力・運動能力テスト」小学生は全国平均上回るも中学生はわずかに下回る

2018年02月15日 19時31分 スポーツ, ニュース, 政治, 社会

小学5年生と中学2年生を対象に行われた今年度(2017年度)の全国体力・運動能力テストの結果が、きょう(13日)公表され、体力の合計点で、和歌山県は小学校の男女が全国平均を上回り、中学校の男女はわずかに下回りました。

テストには、去年(2017年)4月から7月にかけて、県内の小学5年生7667人と中学2年生7240人が参加し、小・中とも、握力や反復横跳び、シャトルランなど8種目の実技と、運動習慣や生活習慣などの質問調査が行われました。

その結果、体力の合計点は、小学校は男女とも全国平均を1ポイント前後上回った一方で、中学校は男子が全国平均より0・24ポイント、女子は全国平均より0・05ポイント、いずれもわずかに下回りました。

都道府県別では小学校は男女とも全国12位で過去最高となりましたが、中学校の男子は最高だった去年の21位から33位へ、中学校の女子は去年の20位から29位にそれぞれ下がりました。

小学生は男女とも、50m走と立ち幅跳びが、中学生は男女とも、50m走と立ち幅跳び、それに持久走と20mシャトルランが全国平均を下回っています。

和歌山県教育委員会は「生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の育成と健康維持、体力向上に努めているが、中学生の男女とも都市部での低下が目立ち、運動する子どもとしない子どもの二極化も見られる」と分析していて、幼少期から運動に親しむ資質の育成や、男女のバランスの取れた体力の向上を今後の課題に挙げています。

また、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「体力向上のスペシャリストを教育現場に投入した効果が現れている。全国平均も上がっていて相対的な順位は下がっているが、このまま続けていくことに心配していない」と話しています。