非行少年の立ち直り支援・学生サポーターに感謝状(写真付)

2018年02月15日 19時45分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

過去に犯罪を犯した非行少年の立ち直りを支援する「和歌山県警察学生サポーター」として積極的に活動した男子大学生に、きょう(15日)県警から感謝状が贈られました。

感謝状を受け取る石黒さん(右)

「県警学生サポーター」は、県警から委嘱された県内の有志の大学生が20歳未満の非行少年とともに地域貢献活動や体験活動を行い、立ち直りを支援するボランティアで、現在、46人が活動しています。

在学中、積極的に活動に参加したとして県警から感謝状を受けることになったのは、この春に大学を卒業する近畿大学生物理工学部人間工学科4年の石黒雄士(いしぐろ・ゆうじ)さん22歳です。石黒さんは大学2年生だった2015年6月に県警から委嘱を受けて以降、非行少年と一緒に和歌山市での農業体験や有田川町での美化活動、高野山での道普請などに参加しました。

きょう午後、県警本部で感謝状の贈呈式が行われ、県警・生活安全部の寺園勝人(てらぞの・かつひと)部長から石黒さんに感謝状が贈られました。春から大阪府内の中学校に就職するという石黒さんは、「周りの友人に誘われて活動を始めましたが、少年たちと世間話などをするうちに楽しくなり、やりがいを感じました。雪の中、由良町でバーベキューをしながら『将来、先生になりたい』という少年と話が盛り上がったのが一番の思い出です。この経験を生かして、会話を通して心を開ける、子どもたちから頼られる先生になりたい」と話していました。

また、県警・生活安全部の寺園部長は「少年たちと年の近い学生サポーターが話を聞いたり一緒に活動したりしてくれることが再犯の防止に繋がっている。今後も、今までの経験を生かして活躍してほしい」と話していました。